第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展、ブルガリがパオロ・ヴェロネーゼ展示会のオープニングイベントを開催
アカデミア美術館(Gallerie dell’Accademia Museum)にて開催されるプレステージの高い国際美術展のひとつ、ヴェネチア・ビエンナーレの幕開けとともに開催されたブルガリとヴェネチア・ヘリテージ財団の絵画展示会オープニングイベントでは、修復が完了したパオロ・ヴェロネーゼが描いたムラーノの絵画「砂漠の聖ヒエロニムス(Saint Jerome in the Desert)」と「牢獄で聖ペテロの訪問を受ける聖アガタ(Saint Agatha Visited in Prison by Saint Peter)」が披露されました。
オープニングイベントにはブルガリ名誉副社長のニコラ・ブルガリ(Nicola Bulgari)をはじめ、建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)、著作家デレック・ブラスバーグ(Derek Blasberg)など多数のセレブリティが参加しました。
ヴェネチア・ヘリテージ財団のプロジェクトとの提携は、ブルガリが長年にわたって取り組んできた、イタリアの芸術の至宝の保存と紹介のための数多くの支援プロジェクトの一環です。ローマのスペイン階段やカラカラ浴場の床のモザイクは、ブルガリの貢献によって、その本来の華麗さを取り戻しています。さらにブルガリは、「永遠の都」ローマのナヴォーナ広場中心に位置する、壮麗な代表的建築物、ブラスキ宮(ローマ博物館)の歴史的な階段を照らす新しい照明の資金を提供しています。ブルガリは、時にジュエリーのマスターピースをも生み出す芸術と美への鋭い感性に導かれ、ヴェネチア・ヘリテージ財団が推進する修復プロジェクトに積極的に関与しています。
第2回目の展示会「ムラーノにおけるヴェロネーゼ:2つのヴェネチアルネッサンスの傑作の修復(Veronese in Murano : Two Venetian Renaissance Masterpieces Restored)」は、ニューヨークの名高いフリック・コレクションにおいて、2017年10月24日に幕を開けます。