もじ部 書体デザイナーに聞く デザインの背景・フォント選びと使い方のコツ 12月7日 発売

『デザインのひきだし』誌の連載「もじ部 フォントの目利きになる!」が雪 朱里氏+グラフィック社編集部 編著で書籍化。
パソコンに入っているあのフォントも、普段目にするこの文字も、必ずだれかがデザインしている。人気書体デザイナーに聞いたフォントデザイン・設計秘話、フォントをよりうまく使いこなすヒントが満載!
フォントの良し悪しって、どうやって判断したら良いのだろう?
書体の制作背景や作り手の意図がわかったら、フォント選びがもっと楽しく豊かな時間になるかもしれない。―そんな風に思っている『デザインのひきだし』読者から参加者を募り、フォントメーカーや書体デザイナーなど作り手のもとを訪ねて、制作背景やデザインコンセプト、あるいは書体のここを見てほしいというセールスポイント、良い書体の見分け方のコツなどを直にレクチャーしてもらおう!そんな読者参加型企画が、「もじ部」という連載でした。
2010年から約5年続いた連載で、登場した「もじ部長」は20人以上、参加した「もじ部員」は80人近く。本書には、全部で100人以上の「文字好き」が登場します。
新規記事として、駅の案内表示板などでよく見かけるぎこちなくってなんだかかわいい不思議な書体「機械彫刻用標準書体」の謎にせまるレポートも収録。
本書に登場するデザイナー
鳥海 修(字游工房)/ 高田裕美(タイプバンク)/ モリサワ文研/ 藤田重信(フォントワークス)/ 竹下直幸/ 小林 章(モノタイプ)/ 鈴木 功(タイププロジェクト)/ 小塚昌彦/ マシュー・カーター/ 大曲都市(モノタイプ)/ イワタ+橋本和夫/ 西塚涼子&服部正貴(アドビ システムズ)/ 赤松陽構造(映画タイトルデザイン)/ 今田欣一+typeKIDS/ 小宮山博史(佐藤タイポグラフィ研究所)/ 祖父江 慎(コズフィッシュ) ※敬称略
巻末綴じ込み小冊子
書籍化にあたり、『デザインのひきだし21』の特別付録小冊子も再録。
もじモジ座談会「フォントデザインについて あれこれ語りました!」
小宮山博史(佐藤タイポグラフィ研究所)×藤田重信(フォントワークス)×鳥海 修(字游工房)×小林 章(モノタイプ)×祖父江 慎(コズフィッシュ) ※敬称略
雪 朱里氏+グラフィック社編集部 [編著]
ブックデザイン:川名潤氏(prigraphics)
綴じ込み小冊子デザイン:祖父江慎氏+コズフィッシュ
出版社:グラフィック社
発売日:2015年12月初旬
判型:B5判オールカラー144ページ+綴じ込み付録小冊子(2色 32ページ)