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デザイナー 皆川明氏と建築家 中村好文氏がディレクションを担当する、京町家を活用した宿泊施設『京の温所』オープン

株式会社ワコールは、2018年4月末にオープンする京町家を活用した宿泊(※1)施設のディレクターにファッションブランド「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」のデザイナー 皆川明氏と、住宅設計をはじめ家具デザイナーとしても活動する建築家 中村好文氏を迎えます。

ワコールが展開する宿泊事業は、グループ会社の株式会社ワコールアートセンターが運営するスパイラルと連携しています。デザイナーの皆川明氏と、建築家 中村好文氏がネーミングやコンセプトの設定、町家のリノベーションプランをはじめとする、全体のディレクションを担当。(※2)ロゴマークの制作や施設のコミュニケーションデザインには、アーティストの望月通陽氏とデザイナーの山口信博氏を迎えます。

宿泊施設の名称は『京の温所(おんどころ)』とし、京都の都市景観を特徴づける建築物である京町家の価値・特性を活かしながら、現代生活が共存する住空間としてリノベーションを施します。また、宿泊施設としての機能だけでなく、京都に息づく様々な文化やコミュニティと繋がる場を創出し、より印象深い滞在体験としてご提供します。

本事業では、ワコールが1946年の創業以来、京都の地で培ってきたネットワークとノウハウを活かし、魅力ある京都の街を次世代へと受け継ぐことも目的としています。京都とともに70年以上にわたり歩んできたワコールならではの視点で京都の魅力を発信します。

(※1)本事業の宿泊営業は、旅館業法上の許認可を得た簡易宿所営業に該当します。
(※2)設計者は物件ごとに異なります。

アーティストのプロフィール

ディレクション
皆川 明

1967年東京生まれ。1995年に自身のファッションブランド「minä(2003年よりminä perhonen)」を設立。時の経過により色あせることのないデザインを目指し、想像を込めたオリジナルデザインの生地による服作りを進めながら、インテリアファブリックや家具、陶磁器など暮らしに寄り添うデザインへと活動を広げている。また、デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランド、さらには陶磁器ブランドRichard Ginoriへのデザイン提供や、東京スカイツリーをはじめとするユニフォームデザイン、新聞小説の挿画なども手掛ける。2006年「毎日ファッション大賞」大賞、「2015毎日デザイン賞」、「平成28年度(第66回)芸術選奨」美術部門文部科学大臣新人賞を受賞。

ディレクション
中村 好文

1948年 千葉県生まれ。1972年に武蔵野美術大学建築学科を卒業。同年より1974年まで宍道建築設計事務所に勤務。都立品川職業訓練所木工所木工科を経て、1976年より1980年まで吉村順三設計事務所に勤務。1981年レミングハウス設立。1987年「三谷さんの家」で第1回 吉岡賞受賞。1993年「一連の住宅作品」で第18回 吉田五十八賞「特別賞」受賞。1999年より日本大学生産工学部 建築工学科研究所教授。

主な建築作品として、「三谷さんの家」「上総の家」「美術館 as it is」「伊丹十三記念館」「Hanem Hut」。著書には「住宅巡礼」「住宅読本」「住宅巡礼・ふたたび」「普段着の住宅術」「中村好文 普通の住宅、普通の別荘」「中村好文 小屋から家へ」「暮らしを旅する」「普請の顛末」などがある。

ロゴマーク・コミュニケーションデザイン

望月 通陽

1953年生まれ。静岡県立静岡工業高校工藝科卒。染色、陶芸、ガラス絵、紙版画、リトグラフ、木彫、ブロンズなど多様な手法を用いて独自の作品世界を築いている。「宮本輝全集(全14巻)」など装幀も多く手がけ、1995年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。画文集「道に降りた散歩家」で2001年ボローニャ国際児童図書賞次席受賞。作品集に「円周の羊」などがある。

山口 信博

1948年千葉県生まれ。グラフィックデザイナー、また、包みと結びの礼法である折形の研究もすすめている。俳人、俳号は方眼子。俳句結社「澤」同人。著書に「白の消息」「つつみのことわり」等がある。

プロデュース

スパイラル

1985年のオープン以来「生活とアートの融合」をコンセプトに活動をしているスパイラルは、館内において現代美術やデザインの展覧会、ダンス公演など極めて同時代性が高く、またジャンルを融合するようなアート・イベントを数多く送り出しています。また、クリエイティブネットワークを活用しながら、アーティストと協働しながらアートの実社会への応用を目指し、国内外でさまざまなプロデュース活動を展開している。

■『京の温所(おんどころ)』のコンセプト

──ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひととき
いつもの日常を京都という文化や環境のなかで過ごすことで、日常の安堵感と旅の開放感や特別な体験ができる宿。『京の温所(おんどころ)』に滞在する人たちが集い、心安らぐあたたかな時間を共有することで生まれるもうひとつの日常。

■トークイベント概要

『京の温所(おんどころ)』オープンに先駆け、ディレクションを担当する皆川明氏と中村好文氏によるトークイベントを東京にて開催します『京の温所(おんどころ)』が考える、五感をほぐす、京都滞在のあたらしい形について、現在進行中のプランなども交えながらお話します。

『京の温所(おんどころ)』──京都で体験するあたらしいもうひとつの日常。(仮称)

日時:2017年11月30日(木) 13:00〜15:00
会場:ラウンジアンクルハット(スパイラル8F)

▼詳細、一般の方のお申込みは下記URLよりご確認ください
https://member.wacoal.jp/campaigns/17011

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