オンライン写真コンテスト「IMA next #40」応募作品募集
テーマは「Sound and Voice」|審査員は榮榮&映里
コミュニケーション変革をクリエイティブで実現する株式会社アマナにて、“LIVING WITH PHOTOGRAPHY”をコンセプトに、雑誌、オンラインなど多角的にアートフォトを発信する『IMA』は、この度、オンライン写真コンテスト「IMA next #40」の応募作品を募集します。
アート写真プロジェクト『IMA』が主宰する「IMA next」は、誰もが応募できるグローバルなオンライン写真コンテストです。毎月、国内外の多彩なゲストを審査員に迎え、月ごとにひとつのテーマを掲げ、応募の中から優れた作品を選出。新たな才能の発掘を目的とするプラットフォームとなっています。第40回の審査員は、アジアの写真界を牽引するアーティストデュオ・榮榮&映里(ロンロン&インリ)。作家活動のみならず、彼らが主宰する現代アートセンター、三影堂撮影芸術中心(北京、アモイ)を通して現代写真の発掘、普及、発展も積極的に行なっています。二人が掲げるIMA Nextのテーマは、「Sound and Voice」です。
音や声を発するはずのない写真が、聴覚までも呼び覚まし、深く記憶に残ることはありませんか? 榮榮&映里は、そういった現象を引き起こす写真からは“振動”が伝わってくると考えます。混沌の時代においては、まずは自身の作品が発する“振動”を自覚した上で、外に向かってその“振動”を伝えることが重要であり、そこから新たな表現の可能性が見出されるのではないでしょうか。目に見えない“振動”を、ぜひ写真で表現してみてください。
テーマ:「Sound and Voice」
審査員:榮榮&映里(ロンロン&インリ)
受付期間:2022年12月16日(金)〜2023年2月17日(金)
応募方法:https://ima-next.jp/entry/sound-and-voice/

審査員プロフィール
榮榮&映里(ロンロン&インリ)
榮榮(中国)と映里(日本)は、2000年から共同で作業を行っています。彼らの作品は、共に作り上げた親密な世界を反映しており、伝統的技術であるモノクロ暗室技法の限界を押し広げています。「Mt.Fuji(富士山)2001」、「Liulitun(六里屯)1996–2003」、「Tsumari Story(妻有物語)2012–2014」など、高い評価を得ている一連の作品は、彼らが共にしている生活と周囲の環境を反映し、急速に変化する周囲の世界を掘り下げています。
2007年、榮榮と映里は、北京の草場地芸術区に「三影堂撮影芸術センター」を設立。2008年には、中国のとりわけ有望な若手写真家を発掘し、奨励することを目的とした「三影堂撮影賞(TSPA)」を創設しました。2010年、「アルル国際写真祭(Les Rencontres d’Arles)」とのコラボレーションを開始し、2010年から2012年までの3年間、北京で国際写真祭「Caochangdi Photo Spring Festival」を共同開催しました。彼らはこのコラボレーションを三影堂の厦門でも継続し、2015年からは「集美×アルル国際写真祭(Jimei x Arles International Photo Festival)」を共同開催しています。
榮榮と映里は、アーティストとしてのキャリアとアジアの写真界に大きな影響を与えた功績により、2016年ソニーワールドフォトグラフィーアワードでOutstanding Contribution to Photography賞、2022年には日本写真協会賞の国際賞を受賞しました。