この本には、答えがあります。『生きているのはなぜだろう。』

May 15th , 2019

「生きるってすばらしい。人ってね、ただ生きているだけでいいんだ。もうそれだけで価値があるーー。どうしてもこれを伝えたくて絵本を出しました。」(本書解説より)

東京大学教授で脳研究者の池谷裕二とハリウッドで活躍するアーティスト田島光二が描く、人が生きる理由と法則。

東京大学薬学部教授である池谷裕二さんが、「人はなんのために生きているのか」「何をなすべきか」という自らの問いに、自然や科学の法則から答えを出そうとした本ができました。

これは、東京大学の新入生向けに、池谷さんが毎年行う講義内容でもあります。その科学的な理論を、ビジュアルの絵本で伝えられるように平易に書きおろしました。
絵は、映画界で世界的に活躍するコンセプトアーティストの田島光二さんが担当しました。池谷さんの考えと物語を支える理論を理解することからはじめ、何度も話し合いやラフスケッチを重ねて、3年以上の年月をかけて完成させました。3D2Dあわせ、田島さんがこれまで手がけたどの作品ともちがう、まったく新しいタイプの絵への挑戦となりました。

巻末には、池谷裕二さんによる解説が入っています。ぜひ解説まで通してお読みください。

●『生きているのはなぜだろう。』

ある日学校で怪我をした主人公。「怪我はどうして数日経つと治るのか?」を入口に、人が生きることの理由にたどりつく物語です。

作 池谷裕二 絵 田島光二
企画・監修 糸井重里 ブックデザイン 関根信一
発行:株式会社ほぼ日 発売日:2019年5月15日
定価:1,700円+税 判型:B5版 56ページ
ISBN:978-4-86501-380-1
著者の池谷裕二さんは、ほぼ日発行の、死をテーマにした絵本『かないくん』に触発され、この物語をしあげました。また、池谷さんの書いた言葉をより大きな世界に広げていける人に絵を担当していただこうと、ハリウッドで大活躍中のアーティストである田島光二さんに依頼しました。

池谷裕二(いけがや ゆうじ)さんプロフィール

1970年静岡県生まれ。東京大学薬学部教授、薬学博士。科学技術振興機構ERATO脳AI融合プロジェクト代表。研究分野は脳の神経回路に内在する「可塑性」のメカニズム解明。2013年日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、2015年塚原仲晃記念賞、2017年江橋節郎賞受賞。おもな著書に『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『海馬 脳は疲れない』(糸井重里との共著)など。

田島光二(たじま こうじ)さんのプロフィール

1990年東京都生まれ。ロンドンのVFX制作会社DNEGを経てILM(ルーカスフィルムのVFX部門)に所属。「ヴェノム」「ブレードランナー2049」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」など多くの映画作品のコンセプトアートを手がける。2010年3DCG AWARDSで最優秀賞、2017年WIRED Audi INNOVATION AWARD受賞、2018年Forbesの30 under 30Asiaに選出される。著書に『田島光二アートワークス』など。


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