クリエイティブな仕事をしている君へ。今日からはじめるワーク・シフト:クソ野郎にならずによい仕事をする方法

May 12th , 2019

自己中心主義、蔓延るマウンティング、ばかげた労働時間、お粗末なスコープ、混沌としたワークフロー、生産性の低いチーム、過度な介入、無駄なミーティング、非建設的なフィードバック、雑な採用活動……。これらは、クリエイティブな作品を生み出すために払う代償として長い間容認されてきた、業界の悪しき慣習です。それがたとえ「何を犠牲にしてでも優れたものを作ろうとする熱い気持ち」に起因するとしても、現実にはただの悪循環、創造性の敵でしかない。わかっていながら、強烈な成功経験に基づいて、時間をなげうつ価値のないプロジェクトであっても私生活を犠牲にし、自分のチームを育てる代わりに自分のエゴを育てていませんか? 思い当たるなら、いつまで続ける気でしょうか? そう、もう続けられないのです。

本書で検討する問題は至って簡単。すなわち「クソ野郎にならなくてもよい仕事はできるか?」ということです。魅力的な職場環境、適切な労働時間、チームの成長と相応の待遇、プロジェクトの正確な設計、アジャイルを取り入れた持続可能な働き方……。優れた業務習慣、優れた企業文化を構築することは、もはやオプションで「できたらいい」という程度のものではありません。若い才能が望ましくない環境でわざわざ働く時代ではなくなった今、ふと顔を上げて見渡せば、才能を引きつける優れた人たちが、優れた企業文化を構築しながら、より良いものを生み出しています。透明性が問われる時代にそぐわない、無茶で持続不可能なビジネスは、時を刻む時限爆弾です。過去の成功や従来の慣行に囚われているクソ野郎予備軍の我々こそが、ワーク・シフトすべきでしょう。

本書はあらゆる分野のクリエイティブを対象とした、率直で楽しい読み物です。効率性に重きを置く北欧と仕事を最優先にする欧米、双方の文化圏で働いてきた著者が、デザインプロジェクトやデザインチームを導くあなたのための、今どきの働き方とアクションプランを指南します。デザインの大物(またはクソ野郎)たちの逸話、自己分析フローチャート(「クソ野郎度テスト」や「ミーティングを実施すべきか?」などなど)、具体的な演習を通じて、より良い業務遂行のために自分の言動を見直すことができます。シンプルな戦略を今日から実装して、より幸せで生産性の高いチームを築き、さらに重要なことには、より良いものを生み出しましょう。

【目次】

・いい人であることがいいビジネスにつながる
・もはやエゴの居場所はない
・有益なミーティングを見極める
・タダ働きになるピッチの代わりに
・お粗末なスコーピングの最大の敵は自分
・なにはなくともブリーフィング
・糧になるフィードバックを
・非クソ野郎のためのプレゼンテーション入門
・時間をなげうつ価値ある仕事?
・クライアントが本物のクソ野郎でない限り
・雇用するとき、されるとき
・きっとまた巡り合う…離職と解雇のマナー
・クソ野郎でないことがあなたをクソ野郎にしてしまうとき
・クソ野郎にならないためのマニフェスト

内容(「BOOK」データベースより)

時間が足りないデザインプロジェクト、タスクに溺れるチームを導くあなたのための、今どきの働き方&アクションプラン。

著者について

ロサンゼルスを拠点とする、デザイナー/作家/イラストレーター。受賞歴多数。ベルリン、アムステルダム、サンフランシスコ、シンガポール、ロサンゼルスの5拠点にオフィスを持つデザインファームEdenspiekermann社のCCOとして、プロダクト/ブランド/サービスのデザイン・構築を行うクリエイティブチームおよびテクノロジーチームを率いる。デザイナーとして、レッドブル、Google、モルガン・スタンレー、TIME Inc. 、その他さまざまな企業のプロジェクトをけん引。デザイン/テクノロジー分野の第一人者として、世界的なメディアに定期的に署名記事を寄稿している。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウッズ,ポール
ロサンゼルスを拠点とする、デザイナー/作家/イラストレーター。受賞歴多数。Edenspiekermann社のCCOとして、プロダクト/ブランド/サービスのデザイン・構築を行うクリエイティブチームおよびテクノロジーチームを率いる。デザイナーとして、レッドブル、Google、モルガン・スタンレー、TIME Inc.、その他さまざまな企業のプロジェクトをけん引。デザイン/テクノロジー分野の第一人者として、世界的なメディアに定期的に署名記事を寄稿している。
http://paulthedesigner.us

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