SONY 新しいフラッグシップ機「α9」を発表 5月26日発売

ソニーは2017年4月19日、同社の新たなフラッグシップモデルとなるミラーレス一眼デジカメ「α9」(モデル名:ILCE-9)を海外で発表しました。世界初の積層型フルサイズCMOSを搭載して強力な連写性能と高解像度撮影が可能なモデルで、アメリカでは2017年5月に4500ドル(約49万円)で、ヨーロッパでは同6月に4500ユーロ(約52万5000円)で発売される予定となっています。
α9 主な特徴
向上したメモリバッファ性能
新しいプロセッシングユニットにより、連続撮影時のメモリバッファ性能も向上しており、毎秒20コマの静止画撮影が可能。連続撮影可能枚数はJPEGで最大362枚、RAW画像で241枚となっています。
「ブラックアウト」なし
連写の際には画面が消える「ブラックアウト」なしの撮影が可能。
像面位相差AF
画面内の93%をカバーするという693ポイントの像面位相差AFに対応し、AE/AF追従の演算は1秒あたり60回にのぼります。
シャッタースピード
シャッター速度は最高1/8000秒。
発売日・価格
今年最大の注目株、35mmミラーレス一眼レフ、日本での販売開始時期は2017年5月26日(金曜日)、予約販売は4月27日(木)10時より開始します。価格はオープン価格。ボディ単体で50万円〜60万円前後が予想されます。光眼式一眼レフと比較すると、軽量で、AFの機能が圧倒的に強いミラーレス一眼。今年もSONYユーザーのフォトグラファーが増えると予想されます。ミラーレスへ移行を検討しているフォトグラファーにとって一番の悩みは「ファインダー」。光学式ファインダーカメラユーザーが電子式ファインダーへ移行するためには、ファインダーの進化が重要な年となるかもしれません。