2019年5月17日(金)開催!第26回モリサワ文字文化フォーラム「WE LOVE TYPE 3」

May 14th , 2019

株式会社モリサワは、第26回モリサワ文字文化フォーラム 「WE LOVE TYPE 3」を2019年5月17日(金)に開催します。

本フォーラムでは、世界中からオリジナルタイプフェイスを募集する「タイプデザインコンペティション2019(Morisawa Type Design Competition 2019)」の開催を記念して、欧文部門の審査員を務めるイリヤ・ルーデラマン(タイプデザイナー)、インドラ・クッファーシュミット(タイポグラファー)、ラウラ・ミセゲル(タイプデザイナー)をお迎えして「WE LOVE TYPE 3」として開催します。世界で活躍するタイプデザイナー、タイポグラファーの視点から、欧文書体をデザインする上でのポイントや書体制作の舞台裏、書体選択の考え方などについて語ります。

講演者

イリヤ・ルーデラマン(タイプデザイナー)
インドラ・クッファーシュミット(タイポグラファー)
ラウラ・ミセゲル(タイプデザイナー)

開催概要

日 時:2019年5月17日(金)13:30開場 14:00~17:00
場 所:株式会社モリサワ 本社4階大ホール(大阪市浪速区敷津東2-6-25)
定 員:150名
参加費:無料
申 込:当フォーラム専用サイトよりお申込みください。
https://morisawa.eventcreate.net/ticket/5980/order
主 催:株式会社モリサワ
後 援:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
特定非営利活動法人日本タイポグラフィ協会

講演概要

「今日の書体、明日の書体」イリヤ・ルーデラマン

今日、私たちが選ぶべき書体とは?2019年の書体があるべきデザインとは? タイポグラフィや書体デザインにおいて、トレンドは重要なのでしょうか? コンテンポラリーな書体の要素とは? そしてコンテンポラリーな書体は、明日になったらどのような書体として我々の目に映るのでしょうか? 私の考える今日の書体、明日の書体を解説します。

「世界にもっとフォントを!」インドラ・クッファーシュミット

「世界はフォントで溢れている」とよく言われますが、そんなことはありません。毎年、見たことのないフォントがリリースされ、新たなニーズも生まれています。しかし、新しいフォントやニーズを絶えず把握することは容易ではありません。多くのフォントが存在する中、どうすれば独自の道を見出すことができるでしょうか? フォントを理解し、選び、組み合わせる際、注目すべきポイントはどこか? 書体分類は役立つのか? 欧文書体のスタイルや主な機能、書体の持つ雰囲気など、欧文書体の使用目的に役立つヒントを解説します。

「単語・アルファベット・言語について」ラウラ・ミセゲル

グラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートした経緯から、後にどのようにプロの書体デザイナー、そして時には執筆者としても活動することになったのかをお話しします。また、私が欧文書体や異なる文字体系をデザインする時には、常に私独自のアプローチを重視していること、そしてレタリングや書体デザインに至るまで、これまでに関わってきたプロジェクトの一部について解説します。

講演者プロフィール

イリヤ・ルーデラマン(タイプデザイナー)


モスクワ在住。タイプおよびグラフィックデザイナー。教師。モスクワ州立大学で印刷美術を学び2002年卒業。Alexander Tarbeevの指導の下、卒業制作に取り組む。2005年、ハーグのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツのタイプ&メディアプログラムにてタイプデザインの修士号を取得。プログラム修了後、モスクワに戻り多数のメディアと協働。関わったメディアには、Kommersant、Afisha、Moskovskiye Novosti、Bolshoi Gorod、Men’s Health Russiaがある。2005〜2007年にはAfishaのシティガイドブックのアート・ディレクターを務め、その後ニュースエージェント、RIA-Novostiのアート・ディレクターを数年間務めた。2007年よりモスクワのBritish Higher School of Art and Designのタイプおよびタイポグラフィのカリキュラムを監督。2008年よりキリル文字のコンサルタントとして精力的に活動。2014年、Yury Ostromentsky氏とCSTM Fontsを設立。
イリヤ・ルーデラマン作の書体:BigCity Grotesque Pro、Kazimir, Permian (ペルミ市のための書体ブランド) 、 キリル文字の書体:Austin、Dala Floda、Graphik, Marlene、MoMA Sans、Typonine Sans、Thema.

インドラ・クッファーシュミット(タイポグラファー)


フリーランスタイポグラファー。ドイツHBKsaar、University of Arts Saarbrücken教授。タイポグラフィおよび情報デザインを教えている。Bauhaus-University Weimarにて視覚伝達を学んだ後、オランダにてフレッド・スマイヤーズに従事する。その後、書籍タイポグラフィと消費者製品インターフェース向けビットマップフォントを中心とした自身のスタジオを設立。
デザイナーおよび研究者として、アナログフォント、デジタルフォント、タイプとテクノロジーの歴史、書体の分類、用語、視認性とタイプに関するDIN委員会、木活字、これらの組み合わせなど、全ての形とタイプに20年以上大きな関心を持っている。 “Helvetica Forever”やタイポグラフィック関連書籍の共著者。さまざまな出版物、ウェブサイト、タイプおよびデザイン業界に貢献。また、フォントの選択に関するコンサルタントも行う。2015年にalphabettes.orgを設立し、タイプ分野の専門家や世界中のコミュニティ先駆者を呼び集めている。

ラウラ・ミセゲル(タイプデザイナー)


バルセロナ出身。フリーランスで活動するタイプおよびグラフィックデザイナー。彼女のスタジオは、国内外のクライアントを持ち、彼女自ら始めたプロジェクトにも携わる。2003〜2004年には通常の業務を1年間休止し、オランダ、ハーグのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツにてタイプ&メディアの大学院課程に入学。自身のファウンダリであるType-Ø-Tonesを通じて、自身のタイプデザインのリリースおよびプロモーションや教育活動、講演、ワークショップなどを行なっている。
タイポグラファーそしてタイプデザイナーとして、カスタムレタリングやタイプデザイン、ブランディングと出版デザインなどあらゆるプロジェクトを専門に取り組む。個人的な活動では、周囲からインスピレーションを得て、タイプとレタリングの自分のビジョンを混ぜ合わせ、字形の表現力を探求するプロジェクトに焦点を置いている。
著書『TypoMag. Typography in Magazines』(IndexBook出版)。共著『Cómo crear tipografías. Del boceto a la pantalla』(Tipo eよりスペイン語で出版。ポーランド語、ポルトガル語、英語、中国語に訳されている)。Khatt財団のMaghribプロジェクトのTypographic Matchmakingの一環として、Kristyan SarkisとJuan Luis Blancoと共にプロジェクトを展開し、マルチスクリプト書体ファミリーのQandusを設計し、TDC 2017 Awardを受賞。

「タイプデザインコンペティション」とは

新たな表現力とチャレンジ精神に溢れた作品を世界各国から募る、書体デザインに特化したアワードです。前身となる「モリサワ賞 国際タイプフェイスコンテスト」(1984年)以来、30年以上にわたって各界を代表する多彩な審査員とともに、書体デザイナーの発掘とデザインを発信する機会の創造に取組んでいます。過去最大となる49の国と地域から応募のあった前回(2016年)には、和文・欧文部門あわせて700点を超える作品が寄せられました。
タイプデザインコンペティション2019の応募期間は2018年11月1日から2019年1月31日で、審査会を経た2019年7月に結果発表を予定しています。
https://competition.morisawa.co.jp

「モリサワ文字文化フォーラム」とは

「モリサワ文字文化フォーラム」は、あらゆるデザインに関わる方々を対象として、「文字とデザイン」から生まれる創造性や独創性、創作や表現活動をテーマに開催しています。モリサワは当フォーラムを通じて、文字の持つ魅力や価値に焦点をあて、ジャンルにとらわれない新しいクリエイティブの探求と、文字文化の継承発展を目指し活動していきます。過去に開催された「モリサワ文字文化フォーラム」はこちらから
https://www.morisawa.co.jp/culture/forums/

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