チームラボ、山口・宇部市 総合公園「ときわ公園」にて「チームラボ 宇部市ときわ公園 2017 呼応する森と彫刻」開催。

チームラボ、山口・宇部市の189ヘクタール(東京ドーム40個分)におよぶ広大な総合公園「ときわ公園」内にて「チームラボ 宇部市ときわ公園 2017 呼応する森と彫刻」を開催。「自然が自然のままアートになる、街が街のままアートになる」アートプロジェクトの作品「呼応する森と彫刻」を展示。
期間は、2017年7月14日(金)~8月31日(木)。
ときわ公園の湖畔の森の木々と彫刻がライトアップされ光り輝き、人々がその近くを通ると、 光の色が変化して音色を響かせます。ときわ公園が、人々の存在によって変化するインタラクティブなデジタルアート空間になります。
Digitized Nature Art, Digitized City Art
自然が自然のままアートになる、街が街のままアートになる
デジタルアートは、デジタルテクノロジーと、光や音などを使うため、自然を破壊せず、自然が生きたまま、また、街も物理的には変化させず、現状の街のままアートにすることができます。自然の中にアートがあるのではなく、自然そのものが自然のままアートになる。街の中にアートがあるのではなく、街の一部がそのままアートになる。そして、その考えを拡大していくと、街そのものを、デジタル化によって大きなアート空間にすることができるのです。
そして、チームラボの「デジタルアートがその場の鑑賞者の関係性に影響を与える」という考えによって、街をデジタルアートにすることで、街にいる人々の関係性をとてもポジティブなものへと変えていくことができるのではないかと考えています。
展示作品
呼応する森と彫刻
湖畔の森の木々と彫刻がライトアップされ光り輝く。木々と彫刻の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりしている。木々と彫刻の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせる。そして、その木と彫刻の光は、放射状に近隣の木々や彫刻に伝播していく。伝播した木と彫刻の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木や彫刻に伝播させ、連続して広がっていく。
森の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
https://www.teamlab.art/jp/w/resonating-sculpture/
ときわ公園
ときわ公園は面積約100haにおよぶ常盤湖を中心に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園で、山口県初の「登録記念物(名勝地関係)」に登録されています。広大な園内は四季折々の自然美に彩られ「日本の都市公園100選」や「さくら名所100選」・「美しい日本の歩きたくなるみち500選」、しょうぶ苑が「池坊花逍遥100選」にも選ばれているほか、NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」で、総合公園としては全国で第1位にランキングされました。
ときわ公園全景:山口県宇部市提供
- 展覧会名
- チームラボ 宇部市ときわ公園 2017 呼応する森と彫刻
- 会期
- 2017年7月14日(金)~8月31日(木) ※会期中は無休
- 開館時間
- 19:00~22:00
- 会場
- ときわ公園(ときわ湖水ホール付近)
山口県宇部市 大字沖宇部254番地
- チケット情報
- 一般500円、高校生以下無料(小学生以下保護者同伴)