いい顔してる植物をコンセプトに、独自の美しさを提案する「叢」の展覧会をパルコミュージアムにて開催

『叢 – Qusamura 展 ~蠢く植物の世界~』
小田康平が子供の頃に思い描いた、地下にある秘密の部屋。その秘密の部屋には、今まで見たこともない植物であふれていた。怪しげに佇んでいるけれど、どの植物も生き生きとしている。蠢く植物たちを目のあたりにした幼少時代の記憶を辿り、国内外から集めた植物の展覧会を行います。
ミュージアムショップ
展示植物の一部を販売するほか、隣接のミュージアムショップでは、『叢』店主・小田康平氏 が収集したサボテン・多肉植物 約100点を販売します。 ※展示植物のお渡しは、会期終了後となります。
会期中、下記日程にて『叢』店主 小田康平によるギャラリーツアーを行います。
6月10日(土)14:00〜
6月11日(日)16:00〜
6月24日(土)14:00〜
6月25日(日)16:00〜
※各回所要時間 60分程度 ※ご参加には入場料が必要となります。
叢 – Qusamura
〝いい顔してる植物〟をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋。
店主みずからが国内外を旅して集めた個性あふれる植物を、その個体の特徴を引き出す器とあわせて提案する。
店主が植物を見つける場所を叢と呼んでいたことから、普通の人にとってはただの草の群がりに見える場所に、個性ある美しさが眠っていることがあるという想いが店名の由来。
『Qusamura』の〝Q〟は「Question」からとったもの。個性的な叢の植物たちに出合ったとき「これ、なに?」と、はじめに不思議を感じ「?」から叢の世界観に入ってほしいという願いを込めている。
http://qusamura.com/
小田康平 (おだこうへい / Kohei Oda)
1976年、広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動。帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受ける。以来、植物選びの基準を、整った美しさから、『いい顔』をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「 叢 – Qusamura 」をオープンした。陶芸家、アーティスト、小説家など異分野のプロフェッショナルとのコラボレーションも多く、国内外でインスタレーション作品の発表や展示会を行っている。最新作は、銀座メゾンエルメス Window Display(2016)。
- 展覧会名
- 『叢 – Qusamura 展 ~蠢く植物の世界~』
- 会期
- 2017年6月10日(土)〜6月26日(月)
- 開館時間
- 10:00〜21:00(入場は閉場の30分前まで)
※最終日18:00閉場
- 会場
- パルコミュージアム(池袋パルコ 本館 7F)
- チケット情報
- 入場料:一般500円 学生300円 小学生以下無料