隈 研吾の超大型版写真集「KUMA Kengo WOOD – Materiality of Architecture」の刊行を記念した展覧会を銀座 蔦屋書店にて開催。
銀座 蔦屋書店は建築家・隈 研吾の超大型版写真集「KUMA Kengo WOOD – Materiality of Architecture」の刊行を記念した展覧会を店内イベントスペース、GINZA ATRIUMで開催いたします。また、店内では隈 研吾が手掛けた輪島塗りなどを販売するフェアも同時開催いたします。
隈 研吾は、国内外を問わず、その土地の環境、文化に溶け込む建築をテーマに、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかいデザインを提案してきました。
今回刊行される写真集は、隈 研吾が一貫して追求してきた工業化社会の後の建築のあり方が俯瞰できる一冊です。2000年の那珂川町馬頭広重美術館から2021年に予定される東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場まで、39作品を収録しています。それぞれのプロジェクトを超大判サイズで展開しており、見る者を圧倒します。
今回の展覧会では、写真集内にも掲載しているプロジェクトの写真とテキスト、そしてサニーヒルズとオドゥンパザル近代美術館の建築模型を展示いたします。今回の写真集を中心に、隈 研吾の思考をより立体的に楽しむことのできる展覧会となっております。
展覧会詳細
刊行記念展「KUMA Kengo WOOD – Materiality of Architecture」
会期｜2021年7⽉23⽇（金）～ 7⽉28⽇（水）
※24日（土）はレセプション準備のため16時半までとなります。
会場｜銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM（イベントスペース）
入場｜無料
主催｜銀座 蔦屋書店
協力｜隈研吾建築都市設計事務所
※営業時間は店舗ウェブサイトをご確認ください。
同時開催「隈 研吾と木」フェアでは隈 研吾が手掛けた輪島塗りも販売
今回、店内で同時開催するフェアでは、隈 研吾の近刊を中心とした著書や作品集（一部サイン入り）、絶版となっている古書の他、隈 研吾による輪島塗りの皿のご提案も行います。隈 研吾は木という素材を通じて、日本各地との結びつきを育んできました。それは建築のみにとどまりません。この度、建築書籍売場では、隈 研吾が手掛けた“輪島塗り”を展示販売いたします。幾重にも漆を塗り重ねていく過程を可視化したような6枚組の皿。石川県輪島の伝統工芸と隈研吾のコラボレーションをぜひご覧ください。
期間｜2021年7月7日～9月26日
会場｜銀座 蔦屋書店建築書売場
タイトル｜「KUMA Kengo WOOD – Materiality of Architecture」
全39作品掲載
ゆすはら、GCプロソミュージアムリサーチセンター、ジャパンハウスサンパウロ、サニーヒルズ、ダイワユビキタス学研研究館、他
著者｜隈 研吾
発行｜カルチュア ･コンビニエンス ･クラブ株式会社
定価｜550,000 円（税込）
発行部数｜初版30部
仕様｜B2判（内寸 690 × 500 ㎜ ）／上製本 274p
ISBN｜978-4-866950198
特典｜直筆スケッチ（約 A4 サイズ）
刊行日｜2021年7月23日
販売について
銀座 蔦屋書店店頭およびオンラインストアにて7月7日（水）10時半より販売いたします。
※商品のお届けは8月中を予定しております。
特集ページ：https://store.tsite.jp/ginza/blog/architectural-design/21029-1354470705.html
隈 研吾プロフィール
1954年生。東京大学大学院建築学専攻修了。 1990 年隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。
1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、 1990 年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで 20 か国を超す国々で建築を設計し、（日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他）、国内外で様々な賞を受けている。
