冨獄三十六景、東海道五十三次、妖怪絵など貴重な浮世絵50点が集結!世界的な画人「葛飾北斎」の展覧会をパルコミュージアムにて開催!

『世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 ~冨嶽三十六景・エッフェル塔三十六景の共演~ 』
葛飾北斎(1760-1849)は、広重、歌麿、写楽などと並び、江戸時代後期に活躍した浮世絵の巨匠です。
日本人なら誰もが必ず目にしたことのある赤冨士、浪冨士は、現代においても絶対的な評価と人気を博しており、その地位は揺らぐことはありません。
本展は、北斎の代表作「冨嶽三十六景」をはじめとする、「東海道五十三次」などのシリーズもの、妖怪絵、戯画などの50作品を通して、北斎芸術の全貌を紹介いたします。海外、特にヨーロッパで北斎が知られるきっかけになった「北斎漫画」を展示するとともに、北斎の影響を強く受けたといわれるフランス人画家アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」を紹介し、なぜ北斎が高く評価されたのかを様々な角度から検証し、その人気の秘密に迫ります。
葛飾北斎 | Hokusai Katsushika (1760-1849)
武蔵野国葛飾郡本所割下水(現・東京都墨田区)出身。江戸時代後期に活躍した浮世絵師。
北斎はその波乱万丈な約90年の生涯で、30数回の改号、93回もの引っ越しに加え、常に借金に追われる生活の中で、膨大な数の作品を世に遺した。そして、その作品は「冨嶽三十六景」に代表されるような大胆な構図を、巧みな線と北斎色ともいえる象徴的な色使いで仕上げており、独創的な画風は多くの絵師たちに大いなる影響を与えた。没後約160年が経った今日ますます高い評価を受け、世界の偉大な芸術家として広く注目を集めている
アンリ・リヴィエール | Henri Riviele (1864-1951)
19世紀末のフランス美術界でブームになったジャポニズムに深い影響を受けた画家・版画家。
北斎や広重らの浮世絵に心酔したリヴィエールは、浮世絵の影響を受けつつ、フランスの自然や都市の光景を見つめ、木版やリトグラフを中心に、多くの作品を生み出した。日本では、北斎の「冨嶽三十六景」にちなんで作られた「エッフェル塔三十六景」シリーズが広く知られている。
- 会期
- 2017年6月30日(金)〜7月17日(月・祝)
- 開館時間
- 10:00〜21:00 ※入場は閉場の30分前まで
※最終日18:00閉場
- 会場
- パルコミュージアム(池袋パルコ 本館 7F)
- チケット情報
- 一般700円 学生500円 小学生以下無料
※会員入場料半額 ※ 会員割引対象外






