東京藝術大学スーパークローン文化財 謎解き「ゴッホと文化財」展 つくる文化∞つなぐ文化 開催2021年07月31日より
そごう美術館(そごう横浜店 6階)にて、東京藝術大学スーパークローン文化財 謎解き「ゴッホと文化財」展 つくる文化∞つなぐ文化 を、2021年7月31日(土)より8月31日(火)まで開催いたします。そごう美術館では昨年、東京藝術大学開発の高精度の文化財複製「クローン文化財」の意義を考える「東京藝術大学スーパークローン文化財展」を開催しました。2021年は第2弾として、ゴッホを中心に「文化財を知る・楽しむ」をテーマに、オルセー美術館の油彩画やボストン美術館の浮世絵、失われた文化財の再現作品、映像(アニメーション、制作過程)等、約30点を展示し、クローン文化財の活用を紹介いたします。

原本所蔵 オルセー美術館 原本年代 1890年
展覧会概要
文化財保護を進める上で抱えている課題―公開をすれば劣化が進み、保存を重視すると文化財の価値を共有・伝承できなくなる―。
そのような矛盾を解決しようと、東京藝術大学は高精度の文化財複製「クローン文化財」の技術を開発し、そごう美術館では昨年、クローン文化財の意義を考える「東京藝術大学スーパークローン文化財展 最先端技術がつくる未来」を開催いたしました。2021年は第2弾として、ゴッホを中心に「文化財を知る・楽しむ」をテーマに、オルセー美術館の油彩画やボストン美術館の浮世絵、失われた文化財の再現作品、映像(アニメーション、制作過程)等、約30点を展示し、クローン文化財の活用を紹介いたします。
*展示作品はすべてクローン文化財・スーパークローン文化財。(調査研究に基づく再現・復元。部分・拡大縮小の作品を含む)

原本所蔵 オルセー美術館 原本年代 1889年

原本所蔵 ファン・ゴッホ美術館 原本年代 1887年
会場構成
第1章:文化の共有
1.ゴッホ人生
2.ゴッホと比較 ― 筆のタッチや厚塗りを3D検証
ゴッホVS.オルセー美術館の印象派・ポスト印象派(ドガ、マネ、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ボナール)
第2章:学習と創造
1.夜に魅せられたゴッホの作品に学ぶ「光」
2.重ねられた「色」の分解
3.ゴッホが模写した世界/うつしの文化とクローン文化財
第3章:再生と未来
1.芦屋の《ひまわり》―甦る文化財
2.浮世絵アニメーション―ミライの文化財
スーパークローン文化財とは?
現代のデジタル技術と東京藝術大学の伝統的な模写技術と感性を融合させて制作された複製。
高精細かつオリジナルと同素材・同質感を目指しています。
◎もっと詳しく知りたい方は、昨年開催された「東京藝術大学スーパークローン文化財展」公式サイトもぜひご覧ください。
https://geidai-clone2020.sogomuseum.jp/(9月30日にて公開終了)
原本所蔵 オルセー美術館 原本年代 1888-1890年頃

原本所蔵 オルセー美術館 原本年代 1866年
開催概要
会期:2021年07月31日(土)〜2021年08月31日(火)
会場:そごう美術館
住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階 Google Map
時間:10:00〜20:00(最終入館時間 19:30)
※8月18日(水)は19:00閉館(最終入館時間18:30)
※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
休館日:会期中無休
観覧料
一般1,100(900)円、大学・高校生900(700)円、中学生以下無料
*事前予約不要 *消費税含む。 *( )内は前売料金。
*以下のカードをお持ちの方はカード提示で( )内の料金にてご入館いただけます。
ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカード
*障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料でご入館いただけます。
*前売券は、6月25日(金)から7月30日(金)まで、そごう美術館またはセブンチケット・ローソンチケット・イープラス・チケットぴあにてお取り扱いしております。
TEL:045-465-5515
【そごう美術館 公式サイト】
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
主催:そごう美術館、東京藝術大学
後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
特別協力:東京藝術大学COI拠点、株式会社IKI、株式会社竹尾、小川香料株式会社
協賛:株式会社そごう・西武