二子玉川 蔦屋家電デ『ディテールから考える構造デザイン』出版記念 金箱温春×青木淳トークイベントを開催

二子玉川 蔦屋家電(東京都世田谷区)では『ディテールから考える構造デザイン』(学芸出版社)の出版を記念し、2021年5月7日(金)に構造家・金箱温春さんと建築家・青木淳さんによるトークイベントをオンラインで開催いたします。
住宅から公共建築まで、多くの著名建築家と協働する構造家・金箱温春氏の設計手法にディテールから迫る本『ディテールから考える構造デザイン』(学芸出版社)が出版されました。本書では建築の課題が、一般的な技術を用いてバランス良く、また建築家との率直なやりとりを通じて解かれていきます。当日は建築家・青木淳さんとの長年の協働作品(潟博物館から京セラ美術館まで)を振り返りながら、構造家・建築家それぞれのキャリアを振り返り、語り合います。
『ディテールから考える構造デザイン』は、多くの建築家と協同してきた構造家金箱温春さんの設計手法に迫った1冊です。今回は、独立して間もないころに設計された住宅「O」から、日本建築学会賞を受賞した「潟博物館」、「青森県立美術館」「京都市京セラ美術館」などキャリアを通じて一緒に協同してきたお二人のお話を伺える貴重な機会は、個人的にもとても楽しみです。
(二子玉川 蔦屋家電 住コンシェルジュ 嵯峨山 瑛)
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開催概要
日程 2021年5月7日(金)
場所 本イベントはオンラインイベントです。
時間 19:00~20:30
参加費
(1)オンラインチケット1,000円(税込)
(2)オンラインチケット0円+『ディテールから考える構造デザイン』4,180円(税込)
参加方法 Peatix(http://ptix.at/G5hupz)でチケットをご購入ください。
主催 二子玉川 蔦屋家電
協力 学芸出版社
問い合わせ先 03-5491-8550(二子玉川 蔦屋家電 BOOK)
登壇者プロフィール
金箱温春(かねばこ・よしはる)
金箱構造設計事務所代表取締役。東京工業大学特定教授。1953年長野県生まれ、1977年東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了、1977-1992年横山建築構造設計事務所勤務を経て、1992年金箱構造設計事務所設立。2008年博士(工学)取得。2011-2015年(一社)日本建築構造技術者協会会長。多くの大学の非常勤講師を歴任。
受賞に1998年JSCA賞、2005年松井源吾賞、2011年日本建築家協会賞、2016年日本建築学会賞(業績)、2020年土木学会田中賞他。著書に『図解 よく分かる建築・土木──仕組みと基礎理論』『Space Structure木村俊彦の設計理念』『建築家の講義 サンチャゴ・カラトラバ』『構造計画の原理と実践』『力学・素材・構造デザイン』『建築を創る 今、つたえておきたいこと』『構造設計を仕事にする』他。幅広い世代の多くの建築家と、住宅から公共建築まで新築に限らず改修プロジェクトも含めて協働している。
青木 淳(あおき・じゅん)
1956年、横浜生まれ。82年、東京大学工学部建築学科修士課程修了後、磯崎新アトリエに勤務。91年に青木淳建築計画事務所設立。個人住宅を始め、《青森県立美術館》、《杉並区大宮前体育館》に代表される公共建築、ルイ・ヴィトンの商業施設など、作品は多岐に渡る。99年に日本建築学会作品賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 主な著書に『JUN AOKI COMPLETE WORKS』(1・2・3巻)、『原っぱと遊園地』(1・2巻)、『青木淳 ノートブック』、編著に『建築文学傑作選』などがある。
書誌情報
「ディテールから考える構造デザイン」
多数の写真・詳細図・スケッチで知る41作品
住宅から公共建築まで、多くの著名建築家と協働する構造家の設計手法に初めて迫る。代表作41作品を建築的課題とそれに応える計画プロセスに沿い、多数の写真・詳細図・スケッチで詳解。必ずしも特殊な架構技術に頼らず、一般的な技術でバランス良く解かれた接合部のデザインが構造計画全体、ひいては建築の質をも決めている。
著者 金箱温春
出版社 学芸出版社
体裁 B5変・240頁
定価 本体3800円+税
ISBN 978-4-7615-3272-7
発行日 2021年4月15日
装丁 美馬 智