デザインワークにすぐ役立つ欧文書体のルール |カレン・チェン著 刊行!

書体の歴史や文字構成の基本から、大文字、小文字、数字、記号、スペーシングまで400点以上の書体サンプルとともに1文字ずつ解説。欧文書体を創るにも、使うにも知っておきたい基礎知識から応用テクニックまでを紹介。
自身で欧文書体をデザインしたいデザイナー必読!
日本人にとって難しい欧文書体のデザイン。書体はネイティブではないと違和感に気が付きにくい箇所が多く、基本を知らないと外国人から見たら違和感だらけの欧文書体をデザインしてしまうことになります。自分のセンスだけでデザインするその前に読んで欲しいのがこの書籍。日本語で刊行されている欧文書体デザインに関する書籍は少ない中、また素晴らしい書籍が発売されています。書体デザインやロゴデザイン等、普段書体に関する仕事をしているデザイナーにとっては、将来の仕事にも必ずプラスになる一冊です。
古典から最新の書体まで、様々な例を比較しながら、書体の原型、プロポーション、傾きの軸、セリフやドットの基本、視覚補正、文字どうしの相互関係、明るさと暗さのバランスなど、書体設計に欠かせないあらゆる点を具体的に解説します。本書を読めば、すぐれた書体がわかるだけでなく、使いこなせて、自分でもつくれるようになります。
著者について
カレン・チェン/著
デザイナー、著述家、教育者。シンシナティ大学デザイン学科、グラフィックデザイン修士課程修了。
1997年よりシアトルのワシントン大学にて、ビジュアルコミュニケーションデザイン教授を務める。
専門とする2つの分野、書体デザインと情報デザインを融合し、1冊にまとめたのが本書。
白井 敬尚(シライ ヨシヒサ)/監修
グラフィックデザイナー。タイポグラフィを中心としたグラフィックデザインに従事している。
主なデザインワークに『書物と活字』(朗文堂)、『秀英体研究』(大日本印刷)など多数。
2005年より10年間デザイン誌『アイデア』(誠文堂新光社)のアートディレクションとデザインを担当。
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授。
井原 恵子(イハラケイコ)/翻訳
デザイン関連のリサーチ、企画、編集、翻訳を手がける。
訳書に『ハンド・レタリングの教科書』『クロマトピア』(グラフィック社)など多数。
出版社 : グラフィック社 (2021/5/7)
発売日 : 2021/5/7
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 232ページ